慶應義塾大学理工学部管理工学科に興味を持っていただき、ありがとうございます。
このページでは管理工学科について全体的な説明をしていきます。
管理工学は、現実社会における複雑な問題を解決するために、さまざまな管理技術を統合し、システムの設計・運用・評価や企画・立案・予測などの広い意味でのプランニングとそのコントロール、さらには、新たなる管理技法の開発をめざす技術体系です。
管理工学科では、社会活動における資源である「人間」「もの」「情報」「金」の4つをキーワードとして、さまざまな視点や発想から科学技術とマネジメントを考えます。
管理工学では理工学の基礎知識や数理的要素、さらに人文・社会科学系の科目・知識が必要となります。管理工学科ではそれらを学ぶため「システムと人間」「応用統計と最適化」「情報科学と人工知能」「経営と経済」の4つの領域を柱としたカリキュラムを組んでおり、それに対応する7つの研究分野を扱っています。
毎年、管理工学科卒業生のうち40~50名が大学院修士課程へ進学し、教員の指導の下、研究に励むことになります。それ以外の学部卒業生(と修士課程の修了者の多く)は就職しますが、その業種はさまざまです。いずれの分野でも、当学科の多くの卒業生が中核となって活躍し、高い評価を得ています。
慶應義塾大学理工学部では、入試出願の時点で、5つの「学門」から、いずれかを選択します。入学後、自分の興味や関心に応じて徐々に学びたい分野を絞っていき、第2学年進級時に所属する学科を決定します。
その中で管理工学科は学門C(情報・数学・データサイエンス分野)と学門D(機械・システム分野)から進級することができます。