役職:教授
居室:25-622B
email:hsuzuki (at) ae.keio.ac.jp
教員プロフィール:
https://www.st.keio.ac.jp/tprofile/ae/suzuki.html
研究者情報データベース:
https://k-ris.keio.ac.jp/html/100011488_ja.html
応用統計解析、品質管理、マーケティング調査
統計的手法や機械学習法の開発、品質管理やマーケティングに関する方法論の研究、サービス品質や顧客満足度の評価、マーケティング分析、スポーツデータ解析などの応用研究、さらには、品質管理の調査研究など多岐にわたって行っています。
管理工学輪講、卒業研究、管理工学実験・演習5、管理工学基礎演習II、確率、品質管理、応用統計解析特論
ID付きPOSデータやスキャンパネルデータなど、大量で多様な顧客データの解析を行っています。具体例としては、推薦システム、顧客データから顧客行動分析、優良顧客の識別、スコアの算出などに関する研究です。
野球やサッカーの競技データを解析し、客観的に戦術の評価、選手の評価を行うことを目指した研究です。最近の研究としては、「LSTMを用いた野球の球種予測モデルの構築」(図1参照)、「ボロノイ図と空円を用いたサッカーの守備構造の評価」(図2参照)になります。
図1:球種予測のためのLSTMのモデル図
図2: 守備側選手を母点とするボロノイ図と空円の例
統計的手法や機械学習、それらの理論や提案に関する研究です。最近は、プリンシパルポイント(主要点)解析、深層学習、密度クラスタリング(図3参照)、行列因子分解によるデータ解析法の研究に取り組んでいます。
図3:DBSCAN((Density-Based Spatial Clustering of Applications with Noise )のアルゴリズムとクラスタリング結果のイメージ
サービス品質、顧客満足度、ロイヤルティ測定、保守サービス性、社会的品質、これらの関係性に関する研究を行っています。本事例研究として、プロ野球チームやJリーグ・クラブと連携して、スタジアムでのアンケートを実施し、設備・サービス、ファンサービス、チーム・選手の魅力に関する調査研究を行っています。また、12球団を対象とした、プロ野球チームの顧客満足度の研究も行っています(図4参照)。
図4:プロ野球チームの顧客満足度指数化モデルと推定結果
主に、品質管理などのフレームワークに関する調査研究を行っています。企業を対象にしたアンケート調査データに基づき、顧客満足度や品質成果に結びつくマネジメント要素を統計解析により明らかにします。最近は、オープンイノベーション、保守サービス性と品質管理に関する関係性の実証研究を行っています。
統計学、データ解析、情報技術の知識・スキル、事実に基づく管理などのマネジメントの考え方を習得し、それらの研究を推進することで、どの時代・場面でも活用できる能力を身に付けていくことを目指します。<br>鈴木研究室では、各自の自主性、お互いの個性・価値観を尊重し、「大変よく学び、よく遊べ」をモットーに、日々、様々なことに挑戦しています。